プリウスのスパークプラグを自分で交換したので、手順と注意点を解説します。
プリウスのスパークプラグの交換時期は?
プリウスに純正採用されているスパークプラグはデンソーのイリジュウムプラグです。デンソーのHPによると交換目安は10万kmです。
スパークプラグと言えばNGKも有名ですが、NGKのHPでも車のイリジュウムプラグの交換目安は10万kmです。
ただし、プリウスの取扱説明書によると交換時期は20万kmと記載されています。
10万km?20万km?どっちがホントなの?って、思いますよね。
プリウスはハイブリッドでエンジンの稼働時間が少ないので20万km交換でも大丈夫なのでしょう。
とは言え、スパークプラグの性能は徐々に低下して行きますので、早めに交換した方が良い場合があります。
ちなみに、僕が今回スパークプラグを交換する理由は、徐々に悪くなってきた燃費の改善を期待しての交換です。
燃費改善の効果については、詳しく後述しますが、先に結果を言うと、10万km使用のスパークプラグと比べると10%の燃費改善になりました。
10万kmで交換したほうがいい!と言うのが結論です。
プリウスのスパークプラグの種類
スパークプラグメーカーはデンソーとNGKの2社がシェアを占めています。この2社ならラインナップも性能もほぼ差が無いです。まぁ、個人の好みでこだわりがある人もいますが、そうでなければどちらでも好きな方を選んだら良いです。
プリウス(30系)の純正プラグは、デンソーのイリジウムプラグ
品番90919-012754本必要ですので注文するときは気を付けてね。
NGKのプリウス(30系)用のイリジウムプラグの型番はDF7H11B
上位互換のスパークプラグ NGK プレミアムRX
加速性能と燃費と交換寿命(性能維持)について性能UPした上位互換のスパークプラグもあります。電極に新素材のルテニウム配合中心電極を採用したNGKのプレミアムRXです。
今回、僕はこのプレミアムRXに交換します。
プリウスのスパークプラグ交換
用意するもの
ここで注意!
もう一つ注意!
交換手順
このシルバーのカバーは突起にはめてあるだけですので、はまっている箇所を手で引っ張り上げてやれば、簡単に外れます。
外した後は、はまっていた箇所を確認して見てください。ゴムが外れていたら。
戻しておきましょう。
交換後元に戻す時に、ゴムがはまっていないと、とまりませんよ。
エンジンの上に4つ並んでいるのがイグニッションコイル
イグニッションコイルの下がプラグホールで、プラグが4つあります。
イグニッションコイルに刺さっているカプラーを外します。爪が引っ掛けてありますので指で強く押して外す必要があります。結構な握力が必要です。
僕はマイナスドライバーで爪を外しながら取り外しました。
取り外したスパークプラグとイグニッションコイル
8年10万km使った純正スパークプラグ
結構、焼けてます。これは交換してよかったかも。
NGKのプレミアムRXスパークプラグに交換します。
なんとなく並べてみました。
プラグレンチに交換する新しいスパークプラグをはめてからプラグホールに送り込みます。初めは手で回します。
ちなみに、スパークプラグのワッシャーを比べると新品のプラグの方が厚いのが分かります。
プラグを取り付けた時にこのワッシャーが潰れて気密性を保っていますので、一度取り付けたプラグは、ワッシャーが潰れています。
プラグを一度取外して再度取付ける場合は、既にワッシャーが潰れていますので、手で回して締め付けたところからの増し締めは1/8回転程にしておきましょう。
同様にプラグを4本取り付けたら、逆手順でイグニッションコイルを差し込み、ボルトで固定し、カプラーを差し込みます。
シルバーのカバーを付けて、ボンネットを閉めたら作業終了です。
NGKのプレミアムRXのインプレッション!
始動性
ハイブリッドカーのプリウスについては、初めはモーターで走り出すので、関係ないですね。当然プラグ交換の前後で差はわかりません。加速性能
パワーモードで比べてみましたが、僕が鈍感なのかな?全く分かりません。燃費
よくなりました。下の写真の線より左側がスパークプラグ交換前、右側が交換後です。
ただ、新車の頃は同じコースでラフなアクセルワークでも23~25km/lは出てたので、そこまでの改善を期待してました。
新車並みに燃費が伸びないのは、駆動バッテリーの性能低下でしょうね。ちょっと残念でしたが、10万km使ったスパークプラグを新品に交換すれば、燃費が改善するというのは、実証出来ました。
年間1万km以上走る僕の場合、燃費10%違えば、ガソリン代7千円の差になります。1年でプラグ交換費用の元がとれますね。
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