プリウス(30系)のシガーソケット(コンソールボックス(肘掛)の中にあります)が、使いにくいので増設しました。
安く!簡単に!僕でも簡単に出来たので紹介します。
ちなみに、今回、シガーソケットを増設する目的は、ドライブレコーダーの電源を取るためです。プリウスの運転席と助手席の間にあるコンソールボックス(肘掛)の中にあるシガーソケットでは、配線の取り回しがちょっと無理なので、アクセスしやすい場所にシガーソケットを増設です。
まずは、定番の方法の紹介!プリウス(30系)のシガーソケットの増設はどんな方法がある?
定番の方法を3つ紹介します。(この記事は3つ目の安さと簡単さ重視の方法ですので、1と2の完成度の高い方法をお探しの方はほかのサイトへ飛んだ方がいいかもです。)1.Lグレードに装備されている純正部品を流用する。
鉄板の方法です。シフトレバーの下側のティッシュ箱でも置いて下さいみたいなスペース(僕はティッシュ箱置いてます)に、シガーソケットが追加できます。純正品ですので信頼性も抜群で、内装と一体化するのが魅力です。ちょっと値段に割高感があるのと、内装を剥がして配線をするのが、素人作業に不安があります。2.Lグレード純正部品と同形状の社外商品を取付ける。
人気車種ですので、純正品以外にも同形状のものがたくさん販売されています。純正品より選択支が広がります。例えば2蓮ソケットにUSB電源も付いたものとかが人気です。純正品と同じように内装に埋め込みますのでスッキリしています。費用は4~8千円と商品によって幅広いです。例えばこんな商品です。
3.汎用品のシガーソケットを増設する。
安く済みます。純正品や純正類似品の様に、スッキリ内装に収めることは出来ず、無理やり増設しました感が出るのは仕方ないですが、値段は数百円~と魅力的です。ホームセンターのカー用品コーナでも購入可能で手軽に出来ます。僕は、汎用品のシガーソケット「カーメイトCT775ヒューズBOX配線2連ソケット」を取付けました。
特徴は、ヒューズBOX配線です。そしてヒューズBOX配線であることが、プリウス(30系)に取付けるメリットです。何故って、プリウス(30系)の場合、既存のシガーソケットから分岐するより、ヒューズBOXから電源分岐した方が、配線がスッキリして簡単です。
ヒューズBOX配線とは
車には、過電流防止のために各電気系統にヒューズが付いています。ヒューズにアクセスしやすいようにヒューズBOXで、各電気系統のヒューズがまとめてあります。各電気系統がヒューズBOXに集まっているので、ここからなら好きな系統から電流を分岐出来ます。しかも、ヒューズを分岐用のヒューズに差替えるだけで、配線を切ったり繋げたりする必要が無いのがこの商品です。プリウスの場合、駆動系やハイブリッドシステムのヒューズBOXはエンジンルームに、室内灯やシートヒーター等のヒューズBOXは室内助手席側グローボックスの下にあります。もちろん室内のヒューズボックスから取り出します。
ここで注意!
ヒューズの形状は、平型、ミニ平型、低背(ロープロファイル)の3種類が一般的ですが、プリウスのヒューズ形状は低背(ロープロファイル)タイプです。違う形状の商品を間違って買わない様に、注意しましょう。
取付け方法
用意するもの
・カーメイトCT775(ヒューズBOX配線2連ソケット)ヒューズ取外し用のヒューズプーラーも付属していたので、商品以外に特に用意する工具もありませんでした。
作業をする前に注意!
電気系統の作業ですので感電やショートには十分気を付けて下さい。とは言え、補機バッテリーを外して作業するのはおすすめしません。プリウスの場合(プリウスに限らず最近の車は全て)、補機バッテリーを外すとメモリーが消えて初期設定が大変になる可能性があります。
今回は、ACC(アクセサリー)電源のヒューズを差替えるだけの作業ですので、キーOFFなら電流は流れないので、補機バッテリーを外す必要はありません。
グローボックス下の黒いカバーを取り外します。
カバー上側3か所に爪があり下側は突起物が引っかかっているだけですので、上側の爪の部分を引っ張ってやれば簡単に外れます。
ヒューズBOXがありますので、ヒューズBOXのカバーを取り外します。
手前中央に爪があるので、そこを引っ張ればはずれます。
ヒューズBOXのカバーに、どのヒューズがどの系統に繋がっているのか記載されていますので、目的のヒューズを探してください。
ここで注意!
電気容量超えるとショートします(ヒューズが切れる)ので、余裕のあるところから、取り出しましょう。僕は、シートヒーターから電源を拝借しました。(僕のプリウスはシートヒーター取付けていませんから10Aまで容量オーバーの心配はないです。)
上の写真の「SEAT HTR FR」と書いてある10Aヒューズから取り出します。
ヒューズの差し替え
目的のヒューズが見つかったら、そのヒューズを商品に付属のヒューズプーラーで挟んで抜いて、替りにCT775の端子を差し込みます。上の写真の黒い線が2本出た端子が今回差し込んだところです。ちなみに、その下の赤い線が一本出ているのは、GPSレーダー用にずっと前に同じ手法で電源を取ったものです。
ヒューズボックスから取り外したヒューズは、CT775の配線途中にあるケースに差しておきます。
アース端子を車体アースに繋ぐ
プリウスはヒューズBOX下のフロア左端にアースポイントがありました。以前GPSレーダー用に電源を取ったときもここにアースを繋いでいるので今回のと合せて2本繋がっています。
(上の写真は、ボルトの上にアース端子を挟めただだけで、ボルト止めしていませんが、本来はボルトの下にアース端子を挟んでボルト止めするのが正しいです。)
通電確認
車のACCをオンにして、通電することを確認します。このCT775のソケットは、正しく通電されているか確認できるランプが付いているので安心です。
カバー類の復元
ヒューズボックスとグローボックス下の黒いカバーを元に戻します。CT775のソケット裏面の両面テープの保護シールを剥して、ソケットを車体に取付けます。
コンソールボックス前方の助手席側に取付けました。
下に差してあるのがドライブレコーダー、上がスマホ充電用のUSBです。
次回は、ドライブレコーダーの取付を紹介しますので、あわせて読んでいただけるとうれしいです。
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