春を待ち望んでいただろうライダー達が、朝から家の前を次々と通り過ぎていきます。
こんな日に、僕はブレーキフルード交換。
ツーリングに出掛けずに、ブレーキフルード交換。
子供たちにこれは危ないから離れて遊んでねと、庭で遊ぶ我が子を見守りながらブレーキフルード交換です。
以前、ブレーキフルード交換の記事を書きましたが、そのときは用意したフルードの量が前後ブレーキ両方を変えるには少し足りなくなりそうだったので、リアブレーキは交換しなかったのです。
リアブレーキマスターシリンダーの窓から見えるブレーキフルードが茶色くなっているのが気になっての交換です。
ブレーキフルードは、吸湿性が高いため天気の良い日に行うのがおすすめです。
今日は天気が良くて絶好のブレーキフルード交換日和です。
リアブレーキのフルード交換方法
マスターシリンダーとドレイン口の位置
WR250Rのリアブレーキマスターシリンダーは、ブレーキペダルの直ぐ後方にあります。マスターシリンダーにはフルード残量確認用の窓が付いていて、窓の真ん中が液量の下限です。
通常、フルードが減る事はないので、液面が下がっていたら何かしらのトラブルです。
液面は見えないので、減っては無いようですが、色がかなり茶色くなってきてます。
ブレーキフルードは劣化するため、2年で交換するのが基本です。ブレーキタッチを気にするなら1年交換。
ブレーキフルードのドレイン口は、ブレーキキャリパーにありますが、キャリパーガードで隠れています。
キャリパーガードを取り外すと、ブレーキフルードのドレイン口にアクセス出来ます。
ゴムのキャップがしてあるところがフルードのドレイン口ですので、キャップを外して排出用のチューブとシリンジを繋いでおきます。
フルード交換のやり方は、いろいろありますが、新しいフルードを補充しながら、古いフルードをシリンジでゆっくり抜くのが僕のやり方です。
新しいフルードを補充するたためにブレーキマスターシリンダーの上蓋を取り外します。
プラスドライバーでも回せるボルトになっていますが、奥側のボルトはドライバーが入らないので、メガネレンチかスパナで回します。
ブレーキマスターシリンダーの蓋は中にゴムの蓋も付いています。
ドレイン口から古いフルードを抜く
ドレイン口をスパナで緩めてシリンジを引くとゆっくりとフルードが流れ出てきます。排出されるブレーキフルードは、2年経過で茶色く変わっています。
新しいフルードを補充する
マスターシリンダー内のフルードが無くならない様に、新しいフルードを継ぎ足しながら、作業を進めます。もし、新しいフルードを継ぎ足すのが遅くなって空気がブレーキラインの中に入ると、ブレーキの効きが悪くなるので注意です。
何度か新しいフルードを継ぎ足しながら、古いフルードを抜くと、シリンジにたまるフルードが透明な新しいフルードに変わります。
ドレイン口とマスターシリンダーの蓋を閉めて、交換完了です。
これで、ツーリングシーズンに向けて万全の準備が整いました。
(*´・ω・`)b。
ブレーキフルード交換に使用した物
少量で販売されているデイトナの100mlのDOT4ブレーキフルードが丁度良い量です。
純正のフルードなら500ml入りで1台交換してもたっぷり余ります。
フルードを抜くのに使うシリンジは、容量の大きい方が使い勝手が良いです。耐油チューブとセットで購入がおすすめです。
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