オフロードバイクのタイヤは、オンロード寄りのタイヤからダートでのグリップを重視したタイヤまで千差万別、どれにするか悩んでしまいます。
WR250Rを購入して3年=オフロードバイク歴3年のたまに林道をゆっくり走るレベルのまだ初心者を脱しない私が、次のタイヤに選んだのは、MICHELIN ANAKEE WILD(アナキー ワイルド )
公道走行可能なトレールタイヤの中では、ダートも結構行けると評判のタイヤです。
MICHELIN ANAKEE WILD(アナキー ワイルド )はどんなタイヤ?
ミシュランのトレールタイヤの定番であったT63が廃盤となり、後継と言われるのがアナーキーワイルド。舗装路面からダートまで幅広く使えるタイヤです。
国産トレールバイクの純正タイヤに採用されるTW(ブリジストン)、D505(ダンロップ)、MT21(IRC)等のブロックパターンと比べると、アナーキーワイルドはブロックの間隔が広い。
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左がアナーキーワイルド、右側MT21 |
これを見ても分かるとおりトレールタイヤの中ではダートでの走行性能を重視したモデルになります。あくまでトレールの中ではという点を念を押しておきたい。エンデューロやモトクロス用のタイヤに比べると全然おとなしいブロックパターンで公道走行もOKです。
一般的に、ダート走行を重視したタイヤは、柔らかいコンパウンドを採用しブロックの減りが早くなる傾向がありますが、アナーキーワイルドは、ブロックに比較的硬めのコンパウンドを配合しており、ダート走行を意識したタイヤの中ではロングライフな部類になります。
硬めのコンパウンドでライフを確保しつつ、間隔の広いブロックパターンでダートでグリップするタイヤ。発売当初はビックオフ用のタイヤとして発売されたアナーキーワイルドですが、250トレールにも履けるサイズまでラインナップが広がったのはうれしいところ。
MICHELIN ANAKEE WILD(アナキー ワイルド )はどんな人におすすめ?
元々ビックオフバイクでダートを走りたい人向けに開発されたタイヤですので、ビックオフにはもちろんおすすめです。ビックオフのパワーにも耐えられるブロックタイヤです。
250ccのトレールバイクならタイヤの選択肢は豊富にありますが、ダートでのグリップ力とロングライフを兼ね備えたタイヤはなかなか無いので、ダートでしっかりグリップしてほしいけど消しゴムみたいに減りが早いタイヤは勘弁という方にはかなりおすすめ。
ダートのグリップ力を求めると、もっと他のタイヤ、例えばミシュランのAC10の後継と言われるTRACKERの方が上ですが、こちらは、過激なブロックパターンと柔軟なコンパウンドでブロックの減りが早い。公道も走るとなるとやはりライフは重要。
このあたりが、公道を多く走るけど林道も楽しく走りたい私がアナーキーワイルドを選んだ理由です。
MICHELIN ANAKEE WILD(アナキー ワイルド )のタイヤ交換は難易度低め
硬いコンパウンドでタイヤ交換が難しいかと思い覚悟して望んだところ、思いのほか簡単に交換出来ました。ブロック部分は硬いコンパウンドを採用していますが、サイドウォールは柔らかいコンパウンドを採用しており、タイヤ交換の難易度は低めだったという印象です。タイヤ交換が難しいか容易かはその人の経験によって感じかたは異なるでしょうが、私は、過去に交換したD505(ダンロップ)やMT21(IRC)よりはあっさり交換出来ました。
MICHELIN ANAKEE WILD(アナキー ワイルド )は回転方向の指定があるからリムに嵌める際にローテーションマークに注意です。
組み付けの向きを間違えてやり直しってのは過去にもやったことあるのでもうこりごりです。
新品タイヤはグリップ力が低いから注意!タイヤ交換して意気揚々と早速ガレージから発進しようとしてスリップ。
タイヤの跡が付きました。
これは、嫁さんに怒られる(;・∀・)
ひと皮剥けるまで無理は禁物ですね。
とは言え、ひと皮剥ければ、私レベルが公道走る分には全く不安の無いグリップ力です。
オフが俄然おもしろくなった!
以前、D505で滑って登れ無かった傾斜をアナーキーワイルドは余裕で登ります。
坂の途中で止まっても、リスタート出来るから凄い。
TR8でもこの坂は登れたけど、TR8は外形が大きく、足付きの悪さから坂の途中で止まるのが怖かった。アナーキーワイルドは、外形が大きくならないのがグッドです。
横方向は滑り易いけど、ダートならむしろ面白い。足付きアクセルターンで方向転換です。
サンドは得意。
砂に埋まる事なく、砂を掻いて進みます。
アナーキーワイルドの使用感はかなり満足です。
あとは、ライフがどの位なのかに期待です。
オドメーター20,339km(自分の忘備メモ)
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