WR250Rのエンジンのかかりが悪くなって来たと感じるのでプラグ交換です。
ちなみに、これまで使っていたプラグは、純正(標準)プラグのNGKのCR9EKで、前回交換からの走行距離約7,000kmです。
プラグメーカーによるバイクのプラグの推奨交換距離は、3000~5000kmです。実際にはもっと使えますが、7000km使用なら性能低下が起こってもおかしくない頃というわけで交換です。
交換するのは、NGKがバイク専用に開発したMotoDX!
MotoDXは、外側電極に新素材を採用し形状を新設計、中心電極はルテニウム配合のイリジウムプラグの上位に位置するプラグ。
私には、それがどれだけ凄いのかは分からないけど、NGKが従来品よりも高性能、長寿命と広報しているので期待してます。
WR250R・XのMotoDXプラグの型番は、CR9EDX-Sです。
NGK MotoDXプラグ【正規品】 CR9EDX-S ネジ型 (91579)★このMotoDXプラグ
ちょっとプレミアムなプラグです。
何が凄いって、車より回転数の高いバイク用に燃焼スピードが速くなるよう専用設計され、レスポンスが向上。新素材で耐久性も向上。
プラグ寿命は、標準品やイリジウムの約倍の8000~10000km(推奨交換距離)となっています。
(メーカーHPからの情報。)
私レベルの腕前では、レスポンスの違いなど分からないでしょうが、始動性と寿命が良ければと期待しての導入です。
価格は高いけど、寿命が倍ならイリジウムプラグよりも断然コストパフォーマンスが良いのが導入の最大の理由です。
プラグ交換作業
1 外装と燃料タンクを取り外す。(横にずらす)
WR250Rは、燃料タンクの下にプラグがあるので作業が面倒。
燃料タンクは完全に取り外さなくても、横にずらせば作業はできます。落ちないように紐でハンドルにタンクを吊るしておきます。
2 プラグコードとイグニッションコイルを取り外す。
狭くてプラグコードが抜き難いけど、横から手を入れれば無理なく抜けます。
3 エアブローで塵を飛ばしておく。
プラグを抜いた時にプラグホールに異物が落ちないように、塵をエアーで飛ばしておきます。
ちなみに私は、エアーコンプレッサーなど高価なものは所有していないので、ゴムプールの空気入れで、エアブローしています。
4 プラグを取り外す。
WR250Rの場合、プラグソケットは16mmヘキサですが、プラグの位置が奥深いので全長の長いプラグレンチが必要です。ちなみに私は、車載工具のソケットにソケットレンチ継ぎ足す形で使っています
プラグを引き抜く時は、落とさない様に慎重に素早く。
5 外したプラグの焼け色を確認
燃料が濃いと黒く煤が付き、燃料が薄いとキツネ色に焼けますが、どうでしょう?
電極が少し黒いですが、7000km使ってこの状態なら良好な状態でしょうか。
6 新しいプラグを取付け
MotoDX(左)とノーマル(右)の形状の違いは上の写真です。
MotoDXは、電極が針の様に細いです。
ネジの焼付き防止のため、ネジ部にモリブデングリスを薄く塗ってみました。本来はカッパーグリスがおすすめです。
プラグの締め付けトルクは10~12Nm
もしくは、1/6回転と箱に書いてありましたのでご参考に。
7 イグニッションコイル、プラグコードを取付け、外した時の逆手順で組み付け
外装は、始動確認した後に取付けます。
8 始動確認
セル1秒以内でエンジン掛かります。
これはいいかも。
MotoDXのインプレッション
交換前の7000km使用したノーマルプラグに比べるとレスポンスが良くなった気がします。
これがMotoDXだからなのか、ノーマルプラグでも新品に交換すれば改善される程度なのかは分かりませんが、あくまでも「良くなった気がする」程度の気分的な違いです。(一般人の感想)
燃費は、私の場合は変わりませんでした。
寿命についてはこれから検証ですが、ノーマルプラグの倍の寿命とメーカーが公表しているので期待しています。
プラグ交換が面倒なWR250R(X)では、交換頻度が長いのはありがたい。
(オドメータ21,305kmメモ)
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