
高くても初めから天然革の椅子にしとけば良かったと後悔なんてしたくないけど、もう遅い。
いえ、遅くはありません。リメイクすれば、自分の好みのカラーで特別な一脚が出来上がります。
と、家族からの批難の声に精一杯の強がりで返しつつ、革の張替えをやってみました。
先に張替え前後の写真を紹介


張替えの出来よりも張替え後の椅子があまりにも明るくてカメラの調光狂ってしまってるのが 気になってしまうかもしれませんが、見てもらいたいのは、シワとか生地の張りの部分です。
初めての張替えでも、手順を踏めばこの位の出来栄えに仕上がります。
それでは、興味のある方は続きをどうぞ。
革の張替えに必要なもの
革の張替え作業に必要な道具はそんなに多くはありません。
・張替え用の生地
・タッカーとステーブル(針)
・ドライバー
・ハサミ
・ステープルリムーバー(あると便利)
張替え用の生地には、こだわりましょう。
好きなカラーリングであることはもちろんですが、しっかりとした生地であることが重要です。
耐久性なら本革を選ぶのが良いと思います。
合成皮革(フェイクレザー)なら安さとカラーバリエーションが豊富ですが、長持ちはしないのでそこを理解した上で購入しましょう。
ちなみに、今回購入した生地は、サンゲツの合成皮革です。
サンゲツは、カーテンや壁紙で有名な大手メーカーで合成皮革の製造技術も高いので信頼がおけます。それに加えて、意外なことに安かった。上の商品リンクは、1.37m×1mのサイズで4脚張替えが出来ます。
安いのは、工場直送だからかな。
タッカーは、これを買いました。
使い勝手も良く、打ち付けも強力で全く問題無く使えました。これを選んだ理由も安かったから。
あまりお金掛けると、自分でリメイクする意味が無いですからね。お金掛けるならプロに任した方がいいじゃないってことになりますから。
椅子の革の張替え作業

椅子から座面を取り外しました。

ステーブル(針)を抜くのには、ステープルリムーバーがあると便利です。
ちなみに今回は、古い生地は剥がずに上から新しい生地を重ねて張っちゃいました。
重ね貼りでちょっとだけクッション性アップです。
新しい生地を伸ばしながら、タッカーでステーブルを打ち付けて行きます。

全周にステーブルを打ち付けたら、生地の余った部分を切り落とします。


出来上がりです。

しかしながら、このカラーリングは新鮮というか斬新というか違和感たっぷりですね。
ダイニングチェアなので、食欲が増す暖色系の色にしてみたのですが、この違和感のある色に馴れるのには少し時間が掛かりそうです。
素人でも革の張替えが出来ましたが、職人さんと違って角に少しシワが出来てしまいました。

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