こんにちは。
うちの寝室の湿気がすごいんです。上の写真の様に窓は水が流れるほど結露します。
寝室の湿気の原因は、寝ている間の汗!
一晩にかく汗の量ってどのくらいかご存知ですか?僕は知りませんので、ネットで情報を集めてみました。
個人差が大きいようですが、一般的には100cc~200cc位と認知されているようです。
そんなに大量に!って、思いますが、汗のほとんどが、空気中に蒸発するので、本人は汗をかいている認識が無いんですね。
うちは夫婦と小さい子供2人の4人一緒に寝ているので、400~800ccもの汗が空気中に蒸発していることになります。
子供がどの位汗をかいているか分かりませんが、実感的には、大人より汗かきです。
空気中に含まれる水分量には限度がある
一部屋にみんなで寝ている家庭は寝室の湿気に特に注意です!空気中に、含まれる水分量には限度があります。
中学校の理科の授業で飽和水蒸気という言葉を習ったのを覚えていますか?
身近な指標で表現すると湿度100%のことです。
水分は、飽和水蒸気量(湿度100%)を超えて気体として存在出来ないので結露します。
(ちなみに、湿度100%=水中ではありませんからね。)
と言っても、どの位で結露するのか、いまいちイメージ出来ないので、うちの寝室の場合で計算してみましょう。
うちの寝室の広さは6畳ですので、部屋の体積は、23.84928[m3]
(縦3.64[m]×横2.73[m]×高2.4[m])
就寝時の室温を15℃とすると
15℃の時の飽和水蒸気量は12.8[g/m3]ですので、寝室に水蒸気として存在出来る水分量は、約305[g]
(23.84928[m3]×12.8[g/m3])
就寝前で湿度60%ありますから、約183g(305[g]×60%)の水分は初めから空気中に溶け込んでいます。
その上に、4人で一緒に寝ていると400~800gの水分が一晩に発生します。
(水1ccは1g)
これだけでも、大量の水分が何処かに結露したり、布団や壁に吸収されたりするのは想像できますよね。
実際うちの寝室は、床まで結露して、布団はカビました(>_<)
飽和水蒸気量は気温によって変わります。
室温5℃の時: 6.8[g/m3]
室温10℃の時: 9.4[g/m3]
室温15℃の時: 12.8[g/m3]
室温20℃の時: 17.3[g/m3]
室温25℃の時: 23.1[g/m3]
室温30℃の時: 30.4[g/m3]
6畳の広さの部屋の空気中に存在出来る水分は、
室温5℃の時:約162[g]
室温10℃の時:約224[g]
室温15℃の時:約305[g]
室温20℃の時:約412[g]
室温25℃の時:約551[g]
室温30℃の時:約725 [g]
6畳一間に4人で寝ていたら400~800gの水分が発生するので、一年中湿気が溜まりますね(>_<)
では、どうしたらいいの?
空気を入れ替えるか除湿する
湿気を部屋の外にだすか、除湿するしかありません。
最近のお家は空気循環システムが付いていますね。
羨ましいです。
空気循環システムの付いて無いお家は、窓を開けて換気するか、除湿器で除湿するのが効果的です。
春と秋は花粉症で、夏は虫が、冬は窓を開けると死んじゃう寒さなので、除湿器を寝室に置くことにしました。
朝4時間程除湿すると1.2lのタンクに半分程水がたまります。
すごい湿気ですね( ̄▽ ̄;)
フローリングに直に布団を敷くのはNG
小さい子供と一緒に寝ているので、ベットでは無く布団を敷いています。床に直接敷くと床と布団の間がいつも湿ってしまうので、布団の下を全面すのこにしました。
断熱したら大丈夫じゃない?って、断熱マットを布団の下に敷いたら、
布団が直ぐにカビてΣ(ノд<)
最終的にすのこを全面に敷くことになったので、失敗例もご参考に。
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