普通二輪免許を取るために自動車学校に通うイナカクジラです。
小型限定の解除審査のため教習は最短5回ですが、前回の教習で補習を言い渡されました。
今回の補習は、二輪教習の注意ポイントやコツのおさらいです。
(ちょっと、ほかのサイトとは、異なる視点でコツをあげてます。)
検定開始からコースに出るまで
開始と終了の合図は忘れずに
検定の際は、手をあげて開始の合図をだします。終わった時も最後に手をあげて合図をだします。
この手を上げて合図を出した間が審査の対象になりますので、忘れず手をあげましょう。
乗車前にバイクの前後確認
チラ見ではなく、身体を向けて周囲の確認してますよって、アピールします。バイクの前を見るのは、タイヤの前に障害物が無いかの確認ですので、覗き込む様な動作をします。
スタンドを上げてから乗車
普段バイクに乗っている方は、サイドスタンド出したまま乗車して、シートに座ってからサイドスタンドを起こす方が多いんじゃないでしょうか?僕はそうです。立ちごけしたくないですからね。
教習では、スタンドは起こしてから乗車するように教えられます。
両手でハンドルを握り、右手はブレーキを握ってバイクを起こします。スタンドを起こして、後ろを見てから乗車。
乗車後も、停車中は右手か右足のどちらかのブレーキが常にかかっている状態を保ちます。
ミラーの調整
ミラーの角度が合っていてもミラーを触って調整する仕草をしましょう。教習や検定中にミラーで後ろを見る余裕は多分無いので、別にミラーの角度なんて合って無くてもいいですが、ミラーの位置を確認したかしていないかがチェックポイントです。
エンジン始動
キーを回してエンジン始動。まれにエンジンがかからないことがありたますが、それでも慌てずに。
一呼吸おいて、キルスイッチがonになっていないか、ギアがロー(1速)に入っていないか確認してから、もう一度キーを回してましょう。
発進
発進前には、周囲(特に後ろ)を目視確認。アクセルを少し開けリアブレーキを放し、クラッチをゆっくりつなぎます。エンジンの回転数は音で判断し、回転数が落ちるようなら、アクセルもう少し開けるかクラッチのつなぎをもう少しゆっくり行います。
動き出したら、左足をすぐにスッテップに乗せましょう。
コースに合流
検定では発進後からコースに合流するまでの区間は、慣らし区間で審査されないらしいです。とは言え、蛇行運転や、急加減速などはやめておきましょう。印象悪くなりますからね。
僕の通っている自動車学校では、コース合流時は、一時停止は必要ありません。(ほかの車がきていたら止まりましょうね)
僕の通っている自動車学校は狭いので、合流箇所はコーナになっており一般道なら一時停止が必要そうなレイアウトですが、それでも必要ないと言われました。(多分ほかの教習場でも一時停止必要ないのでょう)
坂道発進
二輪検定の中では比較的難易度の低いセクションかと思います。坂道に限らず停車中は、ブレーキを常にかけておきましょう。特に坂道でブレーキ離して、バイクが、後ろに下がったら減点です。
右足でリアブレーキをかけ、アクセルをいつもより少し大きめに空け、クラッチをゆっくり繋ぎます。
バイクが前に進もうとする力を感じたら、右足のブレーキを放します。
坂道発進のコツは
右足のブレーキを放すタイミングがスムーズに坂道発進するコツです。バイクが前に進む力を感じながら、ブレーキを放しましょう。クラッチもゆっくりつなぐとタイミングがつかみ易いです。
一本橋
免許を取ってバイクに乗っている人でも苦手な場合も多い一本橋。当然、初心者にとっては難関です。
路上に出て一本橋を渡ることなんてまず無いですが、低速でバランスを取る技術は、あらゆる場面で必要となる技術ですので、検定の規定時間程度は確実にクリアできる様になりましょう。
一本橋の規定時間
幅30cm長さ15mの平均台を普通自動二輪は7秒以上、大型自動二輪は10秒以上かけて渡ります。一本橋の走り方
1速の半クラでゆっくり進みます。速度が遅いとバランスを崩すのがバイクです。一本橋に上って安定するまで(橋の3分の1くらいのところまで)は、多少速くてもバランスを崩さない速度で走ります。
速度が出過ぎたら軽くリアブレーキで調整です。
ブレーキは軽くかけましょう。ブレーキでコツンとなるとバランス崩します。バランス崩した時は、すかさずクラッチつないで一旦バランスを回復しましょう。橋から落ちるよりはましです。
橋を渡りきることを最優先において、時間を伸ばすのはそのつぎです。
一本橋のコツ
第一に、半クラによるジャイロ効果(バイクが起き上がろうとする力)を適時使うことです。走り初めから一本橋に上って安定するまでとバランスを崩しそうになったときは、すかさず速度をあげましょう。
何度も言いますが落ちるよりはましです。
第二に、ハンドル操作です。低速でバランス取るには、ハンドルを小刻みに動かします。
第三に、過重位置です。両足のステップ過重を意識しましょう。
うまくバランスが取れない方、シートにドカッと座っていませんか?おしりの後ろを少し浮かせ、両足ステップと膝に体重をかけてトライしてみてください。
第四に、目線は前方の離れたところを見ましょう。うまくできない方は、前輪あたりを見て姿勢が悪くなっています。
急制動
急制動のコツ
ブレーキ開始の目安のパイロンまでに、アクセルはオフにしブレーキに手をかけ準備しておきましょう。
フロントブレーキは、ぎゅ~と言う感じで握り、最後は力一杯。初めにガツンと握らないように。
リアブレーキは、すぐにロックし滑りやすいので、軽くかけるだけでよいです。
フロント7~8割リア3~2割位のかけ方です。
あと、ニーグリップは必須です。ガッチリバイクを膝で掴みましょう。
クランクコーナー
二輪のクランクコースは道幅2mの両側にパイロンが置いてあるので、実際の幅は1.4~1.5mです。規定時間はありませんが、ゆっくり走らないと曲がれませんので、低速バランスの技術が求められます。
クランクコーナーのコツ
バイクは、直角には曲がれませんので、道幅いっぱい使って、弧を描いて曲がりましょう。
S字コーナー
規定時間などはありませんので、ゆっくり一定速度で進みましょう。
S字コーナーのコツ
8の字
8の字のコツ
目線は、旋回する先を見ます。1秒先の走行ラインを見るイメージです。8の字では目線の置き場が上達のポイントです。
スラローム
規定時間は、普通二輪は8秒以内、大型二輪は7秒以内です。
2輪検定の中では唯一速さを競うコースです。
スラロームのコツ
パイロンの横で減速するとバイクが倒れて曲がる。アクセル開いて加速するとバイクが起き上がる。
これをテンポよく繰り返すとスムーズにスラロームを走り抜けることが出来ます。
2つ目にステップ荷重です。
上手な人は、無意識にステップ過重が出来ています。苦手な方は、意識してステップに過重をかけてバイクを倒し、バイクを起こすときは反対側のステップを踏み込んでバイクを起こしましょう。それをテンポ良く出来れば、スラロームの素早い切り替えが出来ます。
スラロームはニーグリップが大事と紹介されている場合がありますが、ニーグリップを意識しすぎると、ステップ荷重が出来ません。
僕が教わった教官は、ニーグリップは(がに股にならなければ)どうでもいいから、スッテプに荷重をかけることを意識しろと、バイクレースのコーナーなんてみんな内側の足開いてるだろ、あれは、外側の足でスッテプに荷重をかけてバイク操作してるからだと、次元の違う例え話で、ちょっと何言ってるかわからなかったですが、実際にスッテプに体重かけてスラローム走ったら格段に操作性が上がったので、教習で苦戦している方は参考にしてみてください。
最後に
僕は、次回は見極め。
あと一息、頑張ります。
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