子供の学習机の上に置く棚を自作した話

こんにちは、二児の父親やってますイナカクジラです。

子供の成長は早いもので、上の子が、春から小学生になりました。
祝福ありがとうございます。

小学生にあがるときに、学習机を買うか、買わずにリビング学習させるか、悩みました。


学習机は、必要?不要?

小さい頃は、リビングやダイニングテーブルなどの家族がいるなかで勉強した方が、学力が付くというホンマでっかな情報もあります。

それに、僕も机に向かって勉強した覚えがないって言うのが、学習机いらないんじゃない?って言う理由です。


一方で、自分の机を買って貰った時は、とても嬉しかった記憶もあります。

机に向かって勉強はしないけど、大事な物をしまっておく自分の城を持つのは、嬉しいものです。

それに、小学生になったら教科書やノート、筆記用具も増えて、置く場所が必要になりますから、いづれは整理する机や棚が必要になります。

とは言え、小学生の学習机って僕のイメージでは、子供ぽくて、高学年になると大人がつかうシンプルなデスクに憧れます。

大きくて一台でも置場所に悩むのに、うちの場合は、いづれは2台必要になります。
どこに置くかも問題です。


いやぁ、もうどうするのがいいのか悩みました。


結局、
うちには僕が子供の頃に使っていた学習机が残してあったので、とりあえずそれを置いて、もう少し大きくなったら、(子供ぽくない)机を買う方向で、様子を見ることにしました。

まぁ、要するに問題を先送りしました。


学習机は、必要です!

お下がりの机でも子供は、喜びました。

自分の机があることに、喜び、机の引き出しにいろいろしまいこんで、予想外に机に向かって勉強(絵本を読んだり)します。

僕が使っていたお下がりの机ってのが、なんか申し訳ないというか、すごい罪悪感。

「三年生になったら(下の子が小学生になって、机が必要になるから)新しい机買ってあげるね。」といったら、「私はずっとこれでいいけど」って、今の机を大事そうに触ってる姿を見て、なにか込み上げて来るものがあります。

なんていい子だろう。

全国のお父さんお母さん、子供に自分の机を用意してあげて下さい。

たぶん、自分の机って言うのが、子供にとって特別なのです。

お下がりの机でも、学習机は必要でした。

机はお下がりですが、イスは一緒に買いに行き子供の気に入ったのを買いました。


すぐに机の上は物で溢れる

子供は、いろいろと机の上に置きたい様で、すぐに机の上は物で溢れ、作業スペースが無くなってしまいました。

机の他にも片付け様にケースを用意したのですが、机の上に置きたい物が多い様です。


机の上を整理するために机の上に置く棚(前棚)を作る

先に、前棚の完成写真

前置きが長くなりましたが、こんな感じの前棚を作った紹介記事です。

シンプルな棚です。

机の上に棚を置くことで、物を置くスペースと、作業スペースを明確に区別することが目的です。

では、製作過程を。

材料の調達

図面は引きません。と言うか、イメージ固まらないまま材料買いに行きました。

机の横幅110cmってことだけ事前に測って、ホームセンターに材料買いに行きます。

ホームセンターで材料を見ながら、頭のなかでイメージを固めて材料買いました。

カンナ掛けする気はないので、棚と背板になる板は、表面がきれいに仕上げてある板です。
足になる部分は安さで2×4材を選択。
木ネジはこんなに買わなくても良かった、半分以上余りました。

材料費全部で3200円。

失敗したらちょっと凹む値段。


木材を切断

ホームセンターで1カット40円で切断してくれる様ですので、そうすれば良かったですが、図面を引いていないので、何mmって指定が出来ません。

家に持ち帰って、現物合わせできりだします。
家には電動丸ノコがありました。祖父さんが何でも自分でする人だったので、工具はいろいろ揃ってます。

でも、作業する僕は素人、切断の最後が下の写真のように必ず欠けてしまいます。

切り落とす側も支えておけば、欠けることはありませんが、どのみち角は削るつもりなので、気にせず作業を進めます。

全部切り出しました。
電動工具があると早い。

このままでは切断面がバリだらけなので、削ります。


断面研磨

削る作業はディスクグラインダー?

グラインダーは強力でした。

木材がすぐに焦げました。

まぁ、断面は目立たない場所なのでよしとします。

目立つ場所は手作業で研磨した方が綺麗に仕上がります。

組み付け

ネジ止めする前に、仮に組んでみました。

これでサイズ違っていたら切断からやり直しですが、ぴったり!

頭の中のイメージどおりの形です。正直ここまでイメージどおりにいくとは思っていませんでした。

木ネジで固定しますが、ここで注意!

必ず下穴を開けておきましょう
木ネジより少し小さい穴をドリルであらかじめ開けておきます。

下穴開けておくのを省くと、木ネジをねじ込んでいる最中に、板が割れてしまいます。


こういう薄い板を止めるのは、位置合わせが難しいです。


プロは図面どおりに寸分の狂い無く下穴を開けるのでしょうが、図面の無い現物合わせの作業では、両側に印をつけて、その中央に穴を開けます。
このやり方でも、いい位置に下穴を開けることが出来ました。

ライトも取り付けてみました

学習机を壁に向かって置いているため、ちょっと机の上が暗いです。デスクスタンドライトもおいてはありますが、間接照明として、前棚にLEDライトをつけてみました。

ちなみに、本来の用途はキッチンライトです。


LEDキッチンライトの取り付けは付属の3M社の両面テープです。
棚の下側にさりげなく取り付けて見ましたが、位置が低すぎて、机の上全体を照らす照明の変わりにはなりませんでした。
実用上はほぼ意味無いですが、間接照明が付いた棚は、自作ならではのポイントです。


完成品がこちら


物を置くとこういう風に整理されます。

これで、机の上が整理され勉強が捗る(かどうかは分かりませんが)


本当なら木材が傷まない様に保護塗料とか塗るのがいいかもしれませんが、今回は水分が付くような物でもないので、保護塗料は無しです。

木のいい香りがほのかにして良い感じです。
d(*´∀`*)b


思ったより簡単に出来たので、自作もおすすめです。



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