中古で購入した僕のWR250Rは、マフラーはノーマルですが、エキパイにはFMFのメガボムが取り付けてあります。なかなか珍しい組み合わせです。
FMFのメガボムとは
オフロードバイクに興味ない人からしたら、FMFって馴染み無いメーカーですが、 オフロードバイク用のマフラーでは、メジャーなアメリカのメーカーです。メガボムは、エキパイの一部を少し太く形成することで、全体的にトルクを上乗せする効果があるエキパイです。
1.5dbの消音効果もあるらしいですが、ちょっとそれは実感できないレベルです。
写真の太鼓型に太くなっているのがメガボムです。
WR250R/Xの社外エキパイでは、SP忠男 POWER BOX(パワーボックス)が有名で、パワーボックス×FMFスリップオンマフラーの組み合わせが排気系のカスタムでは最も多いパターンです。
僕のWR250Rは、前のオーナーがFMF メガボム×FMFスリップオンマフラーの組み合わせにしていましたが、販売店の方で環境規制に適応していないマフラー装着のままでは販売できないと、マフラーは純正に戻され、今の形で納車されました。
いつか、マフラー交換したいと思ってはいますが、自分の求める性能は、
① 煩くないこと
②出来るだけ煩くないこと
③ やっぱり煩くないこと
④パワー、軽量化
純正マフラーの性能を考えると、お金をかけてデチューンしたくもなく、現状の純正マフラーで満足しています。
(FMFのQ4にサイレントボムを入れれば音も見た目もいいかなとも思ったりするのですが。)
題名から話は逸れましたが、
FMFのメガボムは火傷するほど熱い!
熱いんです!納車されてから、朝夕の通勤メインで乗っていますが、朝は肌寒いと感じる今日この頃、それでも右足に伝わる熱気は、暴力的です。
そして、先日、仕事帰りの走行中にビニールかゴムか何かが熔ける様な嫌な匂いがし、暗かったので、翌日確認すると、メガボムに何か焼付いている。
僕のズボンがちょっと焼けたみたい。
これはイカン!
ヒートプロテクターを付ける
買ったのはDRCのヒートプロテクター。個人的にはカーボン製が好みだがステンレス製に比べると倍の値段ですので、手が出ませんでした。
FMFのヒートプロテクターならメガボム対応ですが見た目があまり好みじゃなかったので、一番安かったWR250Rに似合いそうなDRCのこれにしました。
メガボムは太鼓型で径が太いため、無加工では付かないらしいというのは、事前にWRの先輩方のコメントをWebで調査済みです。
でも、もしかしたら無加工でも付かないかなと、ちょっと期待して試してみましたがやっぱり無理でした。
メガボムのパイプ径の細いところで固定出る様にバンドの取り付け位置を広げます。
ステーを取付けることにし、材料を買ってきました。
下側の3点が加工のために買い足したものです。
・ステンレスの穴あきプレート(これを半分に切って使う)
・ステンレス製のM6ボルトとナット
・金ノコ(プレートを半分に切ります)
ヒートプロテクターの裏に耐熱・断熱シートを貼ると更に良いですが、今回は適当なものが見つからなかったから用意していません。(熱かったらまた考えよう)
夜中に、なかなか切れないステンレスプレートをキコキコとしながら、なぜプレート2枚買わずに1枚を切り分けようとしているのか、自分の愚行に後悔しつつ。
自作ステーを取付けたのがこちら。
裏から見るとこんな感じ
バンドの位置を前後に広げています。
車体に取り付るとこんな感じ。
なかなか似合ってます。
走行した感じは、服が熔けるほどは熱くはなりません。5月の話ですが、夏場でもたぶん大丈夫でしょう。服が熔けるくらい放熱できない気温なら、人が先にダウンしているでしょうから。
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